宇宙に憧れて

理系新大学生の成長期

早稲田理工 英語 2016

昨日は慶應理工について書いたので今日は早稲田理工について書きたいと思います。
過去問を解いた際に感じたのは量が慶應と比べて段違いに多く、90分中5分程しか余りませんでした。
ただ今年の問題は簡単になったのか量が少なくなったのか25分程度余り、そこからは精神病の症状が出て苦しんでいました。
見直しも出来ない状態だったので、早く終われ早く終われってずっと願ってました。笑
結果は87%とまずまずでしたが、運にかなり助けられていると思います。

問題について書きます。
早稲田理工の問題は理工系の学生が今後出会うような英文を選んでいることがよくわかります。例えば、グラフ問題やlogicに関する英文などが必ず出ます。過去問で印象に残っているのはイオン電池をテーマにした英文の並び替えです。これを並び替えさせるか...て感じでした。笑
ただこのような英文は知っている内容だと問題文を読まずに解答するという荒技ができるので(特にlogicの問題)、どうかなと思うときもあります。
慶應と比べ早稲田の方が受験生の英語力をしっかり測ろうとしているように思えました。個人的にあまり早稲田に良いイメージがなかったので、印象が少し変わりました。
2016年の構成は
1.長文
2.語句並び替え
3A.語句補充
3B.段落整序
4A.内容一致
4B.語句補充
5.語句補充
という感じでした。
語句補充が異様に多い感じですが、5番は単語当てゲームみたいな感じで趣が違います。

1.長文+2パッセージというタイプで個人的に1番難しかったです。
measurementとmeasurandの違いについての問題で単語が紛らわしいため最初の方は混乱していました。ただ定義をしっかり確認できればあとは同じことをいろいろな場面に当てはめているだけなので読みやすくなります。
5,11,13を間違えました。

2.語句整序
theの位置を間違えて3を落としました。並べ方が選択肢にある物に絞られているので、間違えたことに分かるのでそんなに難しくないです。
英文のテーマは温暖化でした。馴染みのある分読みやすいです。

3A.前置詞や冠詞を入れる問題
簡単なので手早く完答したいところです。

3B.文整序&段落整序
なかなか時間がかかる問題です。ただ今年はいつもより手がかりが多く易しかったと思います。これも語句整序と同様に選択肢で解答が絞られるのでかなり楽です。前後関係を3つほど決めれば答えがわかります。

4A.logicに関する問題
本文から読み取った内容を設問の状況に当てはめて解答するという問題で他ではあまり見かけない問題です。
解答速報が割れることもあるので、できなくてもしょうがない問題が多いです。
ただ今回は去年か一昨年の過去問に同じような問題があったので、解いた人はかなり楽だったと思います。5を間違えました。

4B.グラフを交えた問題
棒グラフで'00,'01,'02の3年分のグラフがあったのですが、僕は'00と'02とを反対にして解いていたため、7,8を間違えました。
簡単だったので痛いミスです。こういう事をしてはいけないと反省していました。

5.語句当てゲーム
1文や2文与えられていて共通する語句や当てはまる単語を考える問題です。
a~gは1,h~mは2,n~sは3,t~zは4と分けられており、helpなら選択肢にh123のように書いてあります。
おそらく単語を入れる問題を作りたいけど、選択肢に書いたら簡単なので、隠すために数字にしよう!ということだと思います。
記述にすると採点しないければいけないので面倒なのでしょう。
はじめ10と14が分からなかったのですが、余った時間で考えていたらわりとすぐ閃きました。
こういう問題は閃くと幸せですね。笑


全体で46/53でした。時間は65分程度かかりました。
英語が割と得意な人は他の人と差をつけられるテストなので慶應よりもありがたかったです。
ただ今年は易化したので取れる人はやはり9割超えるでしょう。まだまだ修行が足りないです。
他の人と情報を共有していないので、実際の難易度はよくわかりませんが、合格できれば良いので他の科目で取れる人は6割あれば十分かもしれません。
ただ注意しておきたいのが、選択式なので多少曖昧でも正解することは出来るということです。本番なら良いですが、練習段階では選択肢に頼ると長文を読めなくなったりするので、練習のときは出来るだけ選択肢を見ずに答えを選ぶ方が良いと思います。

以上です。



慶應理工 英語 2016

今年受験したので少し書きたいと思います。

時間に対して量が非常に少なく、よほど苦手でなければ時間内に終わらせることは余裕だと思います。
難しい単語がでることもありますが、周りの受験生も解けないので気にする必要はないです。
僕は85%でしたが、得意な人なら普通に9割超える問題だと思います。苦手な人は7割とれれば十分でしょう。
2016年は
1.長文
2.長文
3.会話文
4.文法
5.語形変換
6.単語補充
という構成でした。
半分くらいの時間で終わりましたが、やはりそこから点数を伸ばすことができず、微妙な結果になりました。
僕は2で結構点をおとしました。1,3,5が例年に比べてやさしかったように感じます。
1.長文
ファインマン物理学』で有名なファインマンさんのThe Character of Physical Lawからの出題でした。
たまたま多読で"Surely you're joking, Mr. Feynman!" を読んでいて、彼の文章は馴染みがあったのですごく嬉しかったです。笑
ということでここだけ内容の説明をしたいと思います。
ファインマン物理学』同様、彼は難しい内容を噛み砕いてわかりやすい文章に仕上げています。
この文章では閉じた系でのエネルギー保存則と分散を「雨でずぶ濡れの体をタオルでふく」という具体的な状況に当てはめて説明しています。

物理選択者は慣れ親しんでいるエネルギー保存則なのでこんな例を使わなくてもと思うかもしれませんが、実際はすごく捉えにくい概念だと思います。
そもそもエネルギー自体が抽象的なものであり、名前はよく聞くものの実態が見えないものです。
それをという具体的なものによって説明することで捉えやすくなっています。

雨で濡れた体のまま浴場に行き、タオルで体を拭くとします。その際、タオルはある程度濡れるとそれ以上水を拭き取ることはできなくなり、新しいタオルが必要になります。そして、タオルがすべて濡れきってしまうとそれ以上体を乾かすことができなくなります。この時、タオルの湿り気(水分量ではない)がすべて自分の体と一定になり、タオル→体と体→タオルとの水の移動量が一致するため、体を乾かすことができないということです。全体での水の量は終始一定(エネルギー保存)ですが、水はすべてのタオルと体に偏りなく分配される(エネルギーの分散)というわけです。

まあこの記事を読む方はほとんど解いた方だと思うので説明は不要だと思いますが、自分の練習も兼ねて書いてみました。

2.長文
動物の悲しみについての長文でした。
前半で動物が人の思う以上に悲しみを感じること、後半で動物の悲しみの進化論的な意味を説明しています。
長文自体はわかりやすい内容でしたが、設問の単語が難しく悩んだ末選択肢を変えて間違えました。しらなければしょうがないし、周りの受験生も知らないだろうと思い、あまり時間はかけませんでした。

3.会話文

おもてなしについての会話文でした。

ここは確実に取れる部分なので、少し時間をかけたと思います。

苦手な人はここで落とさないことを心がけるといいと思います。

4.文法

文法は苦手だったので、2問ほど確信がもてず1問間違えました。

5.語形変換

過去問をやると大抵パターンがあるのである程度は取れる問題です。1問間違えたので、何も言えませんが。笑

6.単語補充

これはなかなか思いつかないので、結構時間かけました。個人的にnavigateが思いついたのはすごく嬉しかったです。笑

わからない時はna, ni, nu, ne, no, nyのように書き並べてごちゃごちゃやってると閃くことがあります。過去問を解いてる時はよく3単元のsを忘れたりしたので、そこに注意してやりました。


合格すればいいので、英語で高得点を取る必要はありませんが、人並みに取れることは大事です。英語の勉強法は巷に溢れているので、試験で間違えた問題をよく振り返り、自分の欠点にあうよう自分で考えてやればどうにかなります。

以上です。

早慶英語 (一部) 正答率

センター試験の対策をする前の時期に第一志望校の英語の過去問はある程度終わっていたので、センター試験期間中や試験後1週間程度早慶の過去問にお世話になりました。
その際競う相手がいなかったのであまり面白くなく、ネット上に正答率をあげてる方たちと1人で競い合ってました。(もちろんフルボッコにされてました笑)

そこで目安となる指標の1つとして僕の早慶過去問(本試)の正答率を載せておきます。
ただ選択式の問題に限ることと解いた数が少ないことはご了承ください。
参考になれば幸いです。

  • 正答率
理工
2016 85%(←受験)
2015 85%
2014 90%
2013 75%
2011 82%
2014 64%
2012 80%

早稲田
理工
2016 87%(←受験)
2015 85%
2014 94%
国際教養
2015 74%
社学
2016 77% (3/8 追記)
2015 80%
2014 67%
2014 70%
2016 87% (3/6 追記)

(他にも解いたはずなのですが、いくつか行方不明になっておりすべてを載せることはできませんでした)
個人的に早稲田の英語の方が量が多くて大変でした。その傾向が特に顕著なのは理工学部です。というか理工学部しか覚えてません。笑

次の記事で早慶理工学部の英語についてすこし書こうと思います。

YouTube

あまり見る機会は多くないのですが、時々お世話になります。

大抵はリスニングの勉強と称して映画やトークショーをみることです。笑

その中で時々チェックしているのがPBSSpace Time というチャンネルです。

http://youtu.be/gw-i_VKd6Wo

相対性理論などについてイメージで捉えることができ、リスニングの練習にもなるという優れものです。

字幕付きの動画もあり、わからない単語を調べることで物理的な知識も増えます。

ただ僕のようにリスニング能力が低い場合、日本語よりかなり理解度は下がるので、字幕を出して何度も繰り返し見ることで少しずつ理解していっています。

また数式で理解するものでもないため、僕のような素人にはありがたい反面、本当の理解にはなりませんが、一般の読み物の感覚で楽しめる動画です。

物理に興味はあるけどがっつりやる気はない。宇宙についてもっと詳しく知りたい。という方にすごくおすすめします。ただ英語なので、英語の勉強と並行して見ると面白いかもしれません。


パス単①

今日から英検のパス単を始めました。

まずおよそ300単語ずつ8つに区切り、1日1セクションずつやることにしました。

覚え方としては、1周目は意味を隠しながら単語を見てわからないければ下の写真のように×をつけ、例文を読んで同様に×をつけるといった感じです。
2周目もすべての単語に対して同じ操作を繰り返して、3周目からわからなかった単語だけ見ていくことにします。
 f:id:Tosalt:20160301173624j:image

昨年鉄壁という単語帳で同じような覚え方をしたのですが、鉄壁は簡単だけど超重要な単語や熟語、多義語が多く含まれており、ボキャブラリーを増やすというより、強固な土台を作ることを目的にして覚えていました。
一方、今回のパス単は初めて見る単語のオンパレードで出る度Aにもかかわらず3/4以上(230/303)の単語は知りませんでした。
わからない単語が多すぎて数えてる途中に分かった単語を数えるべきだった...と後悔してました。

記憶力が他の人よりも劣っている自信があるので、とりあえず何回も同じ単語に触れることを意識していきます。
他にも英語ブロガーさんたちがいろいろな単語帳の使い方を書いていらっしゃるので随時参考にしながら改善していきたいと思います。


今後の計画

受験が終わってから徹夜して、英検を解いた後、2日間寝まくってました。

こんな生活を続けているわけにはいかないので、とりあえず今後の予定を立てます。

1.将来の夢

これは確定したものではないので、勉強しながら定めていこうと思っているのですが、今は物理学と宇宙工学のどちらにも強い興味を持っています。

どちらの道に進んだとしても院はアメリカに行きたいと思っていて、MITやCaltechに進学出来たらいいなと考えています。

宇宙工学ならばNASAに、物理学なら大学で働きたいと思っています。

ただ現状の能力と目標との乖離が激しくなかなか辛いですが、好きなことなので努力を重ねていけばいつか近づけると信じてます。

2.長期的な目標(大学でやりたいこと)

• 物理学の宇宙論について出来るだけ多く数学的に理解したい

• 現代物理学までは到底追いつけないので、数学や物理の能力が及ぶ範囲で、歴史上の問題(天動説と地動説,エーテルの存在など)を深く洞察する力をつけたい

• 他の物理学部生より高い数学の運用力をつける(理解と練習、応用を繰り返す)

• TOEFL100over(3年次の終わりまで)

• GPA3.6over

• 読書量をこれまで以上に増やしたい

• 美術や音楽などの芸術に数多く触れてみたい

• 身体を壊さないよう運動する(国立二次試験10日前に尿管結石で倒れたことに対する反省)

3. 2のための漠然とした1年間の目標

• 講義の予習復習を徹底する

• 数物は出来るだけ先に進んで学習する

• 英語の論文を読んでも苦にならないようになる

• 英語の語彙力を増やす

• スピーキングの練習をする

• 筋トレをとりあえず続ける

• 図書館で気に入った本を好きなだけ読む

4. 2のための具体的な短期目標(3月)

• 6月の一級合格に向けて英検の勉強をする

• 次の本を読む(理解する)

     ファインマン物理学I

     図解入門物理数学

     宇宙論大全   

     白鯨 上下

     ソクラテスの弁明

     英語で読むシェイクスピア四大悲劇

     Surely you're joking, Mr. Feynman! (2周目)

• オンライン英会話を始める

• パス単 わからない単語のpick up

                数周まわす

• 3日くらい滞っていた英語での日記を再開する


引越しや苦手な事務作業が大量にあるのでなかなか厳しいと思いますが、できることをやっていきたいです。


長々と書きましたが、怠惰な自分を戒めるためにしっかり書いておかなければいけないなと思った次第です。


以上です。




2015年第3回英検一級の作文

初めて書いたこともあり、読むに耐えない文章ですが、成長記にしたいので書きます。

正直日本語で書いてもわけわからないことしか書けないのに英語で書くとさらに...


"Will fossil fuels such as oil and gas still be the world's main source of energy in the coming decades?"

 Although fossil fuels such as oil and gas play an important role in our society, they are likely to be replaced by another source of energy in the coming decades for following reasons.

  Firstly, since people have used a lot of energy by burning fossil fuels, the amounts of oil and gas have dramatically decreased. It is estimated that people will run out of them in decades, which obviously means that future generations will be unable to depend on them as the main source of energy.

 Secondly, burning fossil fuels have a great impact on our environment. For example, when energy companies gain fossil fuels, they exploit and pollute natural environment. In addition,  generating energy by burning them emits a huge amount of CO2, which contributes to global warming. In order to preserve our environment,  scientists will try harder to discover how to make more use of renewable energies, which is considered environmentally friendly.

 Thirdly, the improvement of technology will invent something which mainly use other energy sources like electric cars. When engines generate energy from fossil fuels, about 70% of generared energy are wasted. To improve their efficiency, science and technology will spend a lot of money on studies related to it.

  Therefore, I strongly believe that fossil fuels will not be the main energy source in the coming decades.

(242 words)


この拙い文章に時間は35分ほどかかりました。書きやすいテーマにもかかわらず、遅くて雑な文しか書けないので修行がたりないです。

ただこの分量を書ききることはできたのでそこは評価したいです。昔は絶対こんなに書けなかった...笑


これまで受験勉強で書いた自由英作文ではミスのない文をかけ!と強く言われてきたので書ける文が恐ろしく少なく、また幼稚な表現を脱することができませんでした。

それと比べると今回は割と伸び伸びと書くことができ少し楽しかったです。

考え方や表現に大きく改善の余地があるので、雪さんのブログを勝手に参考にしながら書いていきたいと思います。


以上です。